どうも最近アレンジをやっていて、マンネリ化してしまってアイデアの面白みに欠けてしまうなっていう時ありますよね。
そんな時のために一つTipsを書きたいと思います。
ポイントはGatekeeperといういわゆるゲート系のエフェクトを駆使するところです。
Gatekeeperを使ったバッキング作り
今回はこのGatekeeperというプラグインを使ったテクニックをあげます。
このエフェクトは持続音を、いろんな形のカーブや直線をプラグイン内で描くことによりボリュームを変化させフレーズを作るという代物です。ただパッドやシンセをコードで弾くよりもバッキングに色気が出せます。
例えば白玉のパッドに複雑な音量変化をつけることにより、よりギミック的な音色フレーズを作り出せます。
メーカーにわかりやすい紹介動画があるのでまずはご覧ください。
プリセットがいくつか紹介されている動画を見れば、さらになんとなくイメージがつかめると思います。
他のゲート系プラグインと組み合わせる
同じような、持続音に時間的変化を与えるエフェクトには他にAIRのFiltergateというプラグインがあります。こちらはボニューム変化ではなくフィルターの変化をパターン化できるプラグインなのでまた違った面白みがあります。Gatekeeperと組み合わせてもかなりエッジの効いた効果が得られそうですね。
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ということで、簡単なサンプルを作って見ました。
最初の4小節 ノーマルの何もかかっていないシンセパッド
5−8小節 パッドにGatekeeperをかけたバージョン
(こんなプリセットパターンをかけてます)
9−12小節 さらにFiltergateでカットオフの変化をつけリズムループにもGatekeeperをかけたバージョン
ちなみにドラムにかけたプリセットはコチラ。(違いは微妙ですが一癖つけられます)
おわりに
アイデア次第ではかなりトリッキーなフレーズも作り出せるので、トラック作りの中で、何か一癖欲しい時にはかなり便利なテクニックなのではないでしょうか。