ミュージックチャンネルをなんとなくつけていたら見つけました。
ほぼワンコードで進行する曲で、ポップスとして成り立っていて、涙モノの神曲を!
それは
シンプルなコード進行の名手 Hall & Oates
さすがにサビに入ると思いっきりコードは展開しますが
イントロからAメロ部分はずっと
A/B B
の繰り返しです。ベースはずっとBを弾いています。
この部分は曲の大部分の雰囲気を支配しているパートと言っていいでしょう。
だからこそ、あれだけサビがエモーショナル(エモく)に聴こえるのです。
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シンプルだからこそ楽器一つ一つのフレーズを考え抜かなければいけない
実はHall & Oatesは他にもシンプルな進行での名曲がありまして、
それが
「 I Can't Go For That」
という曲です。1982年に全米ナンバーワンになっています。
この曲もイントロからAメロまでずっとFm9です。
よくもここまで引っ張れるなぁという気もしますが、クールなギターカッティングとリズム、考え抜かれたシンセリフでいつまでも聴いていたいようなグルーブが出来上がっています。かっこいいですよね。
Hall&Oatesはブルーアイドソウルと呼ばれたりして、白人だけど根底にソウル・ファンクの下地が色濃くあるのでこんな芸当ができるのかなとも思えます。
そういえばこの手のパターンはプリンスも得意でしたね。
おわりに
シンプルな進行でここまでクオリティの高い楽曲を作るにはやはり卓越したセンスとアレンジ力が必要になってきますが、僕もこの高みを目指して日々精進したいなぁと思う次第です。
ワンコードをテーマにした過去ブログです。こちらもぜひご覧ください。