今日は、いち早く作曲家になるための手掛かりをつかみたい人へのちょっとしたコツを書こうと思います。
作曲家としてのスタートはとにかくデモ音源を作るところから始まります。
そして自信作のデモ音源が出来上がったら、
とにかくいろんな人に聴いてもらうことが必要になってきます。
そのためにいろんな事務所や音楽出版社に音源を送ることになるわけです。
デモ音源の内容は送付先によりカスタマイズ
気をつけたいポイントは、
送る先によってデモ収録音源を選ぶ、曲内容をカスタマイズすること!です。
極端な例で言うと、劇伴系の事務所に歌ものだけを入れたデモを送ってもほとんど無意味ですよね。
またJPOPのコンペ中心に活動している事務所にインストのデモを送っても担当者も”?”って感じになります。
相当クオリティが高ければ何か引っかかる可能性もゼロではないと思いますが、勝率はかなり低いでしょう。
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本当に駆け出しで、「僕はロック系歌ものしか書けないしその方向でいきます!」ということでしたら、
とにかくカラーの近い事務所などをリサーチしてアプローチする先を吟味し絞り込むべきです。
できるだけ無駄なエネルギーを使うことは避けその分、楽曲クオリティを上げることに専念したいですよね。
インスト物もできるし歌ものも書けるし書きたい!という人は聴かせる相手(プロデューサーだったり事務所、出版社)の特色をリサーチして、デモの内容はなるべくそこに寄せるのが得策と考えます。もちろん5曲入りの中の1曲くらいは送り先のカラーと関係なく自分を完全に打ち出すデモ曲を入れるのはアリです。
もっと言えば所属作曲家を調べて、
”自分がそこに入って違和感がないか?”
をウェブなどでチェック。
そして
”所属作家の系統は似ているけど、そこに自分の作家性(キャラクター)が被っている人がいない”
状況はかなり攻めどころなので特に力を入れる。
以上は結構ポイントだと思います。
送り先に合わせて一から曲を作るのは労力的にも時間的にもあまり得策ではないですが、自分の曲のストックを見直して今一度内容を吟味して、
デモ送付先に合わせて収録内容をカスタマイズすることは早く結果を出すための近道だと思いますよ♪
わりと無鉄砲にデモを送っている人が多いような気がしたので書いてみました。(昔の自分がそうだったw)