もう世間はゴールデンウェイーク突入ですね。昨日も夜街を歩いていたら、浮き足立ってる街の空気が感じられて、なんかいい雰囲気だなぁと思いました。
さて今日は休日の話をします。
フリー作曲家と休日
フリーで仕事をしているとよく「いつでも休めていいね」的なことを言われるのですが、実際そんなことはありません。
仕事が暇だから休めるかといえばそんななことないし(仕事がないのはフリーにとって死活問題なので作らなきゃいけないし探さなきゃいけない)、そんな時ほどがむしゃらに作業したくなるもの。仕事は暇でも心はせわしなかったりしますからね。
仕事が忙しくなればそれはそれでもちろん休めなくなります。こちらの予定とは御構い無しに仕事は発生するからです。
でも仕事が忙しい時も暇な時も、心の安定感を保つことはフリーにとってはとても大事だと気付いたので、心に余白を持たせられるように休みを強制的に生活パターンに組み入れることにしています。
生活パターンに休みを強制的に入れる
僕は土曜日は相当急ぎの仕事がない限り休みにします。何にもしないことが好きなのでとくに出かけることもせず、家で映画を見たり近くのスーパー銭湯に行ってひたすらのんびりして頭を空っぽにします。翌週に絶対ストレスを持ち越さないためなんですが、脳が健全な状態にあると、いいアイデアは自然と出てくるし、ここぞという時に踏ん張りも効きます。
僕は仕事が「こなし」に入ってしまうのが一番つまらないと思っているのでストレス脳にはならないようにしているのです。「こなし」は単なる作業です。
以前は何かしていないと不安に駆られていたのですが、何もしない日を決めて日々のサイクルの中に組み込んでおけば何の不安も負い目もなく脳を休めることに気づきました。もちろん行動的な人はちょっと遠くへ出かけたりスポーツしたりするのが良いのかもしれませんが、要するに仕事脳から離れるということですね。
土曜日でなくても一時的に頭を空っぽにできる時間はあらかじめ作っておきます。僕の場合は夕方ジムで泳いで、その後コーヒーを飲みながら小説を読みます。実用書だと仕事脳になってしまうので本は小説がベストですね。
いくら音楽が好きでこの仕事をしているからといってもやっぱりビジネスですからストレスは知らないうちにたまるわけです。
休日のイメージ
午前中1本映画を見て、午後ブログを書いたり本を読んだりし、夕方から近くの銭湯に行き帰りに居酒屋で一杯。これが僕のてっぱんの休日パターンなのですが、この休日をイメージするだけで、普段キッツイ作業になったとしても頑張れるんです。実際に休んでなくてもイメージできるだけでだいぶストレスは軽減できるものです。
おわりに
以前に旅の話でも書きましたが、イメージするって本当に心に働きかけることなんだんぁとつくづく感じます。 そしてイメージはテレビや雑誌からでは弱くて体験が一番強い。こんな風に休みを自分できっちり決めてやれるようになったのはここ、2、3年ですが。
ちなみに僕の休日に聴きたい曲ナンバーワンはエキゾチックリゾート感満載の「Quiet Village」Martin Denny です♪