アレンジをしている時になんかバッキングの音色に物足らなさを感じる、でも音数はこれ以上増やしたくない時ってありますよね。
今回は、アレンジをしていく上で、重ねて(混ぜて)相性のいい音色・楽器というのを考えてみました。僕がよく使う定番モノを中心に挙げていきたいと思います。バッキングで和音に使うか、メロディラインに使うかによっても変わります。
ポップス系
ピアノ + エレピ (バッキング)
低音は重たくなるのでエレビだけカットする場合、または1オクターブエレピを上げる場あり。 雰囲気はアーバンな感じ。この場合、エレピはFM音源ものでもローズ系でも良く、それぞれテイストが違う。
ピアノ + シンセストリングス (バッキング)・・・配分はピアノが多め
デヴィットフォスター的アプローチ。もともとプリセットに多く入っているほど定番。
ピアノ + シンセブラス(バッキング)
配分はピアノが多め。重いシンセブラスの音だと使いづらい。軽めのシンセブラスをピアノより1オクターブ上げて白玉中心に使うことが僕は多いです。
ピアノ + アコースティックストリングスまたはシンセストリングス(メロディ)
ピアノ + シンセベル(メロディ)
シンセブラス系パッド + ストリングス系パッド どちらも重すぎない音色を選び音域に注意。ベルは個人的にreFX nexusの音色が好み。
シンセパッド + スウィープ系シンセFX
これもよくプリセットにも入っている組み合わせ。
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オーケストレーション系(打ち込み)
(同属楽器は相性は当たり前に良いのでここでは除く)
カウンターメロディ・ソロパッセージなどでユニゾンすると効果的な楽器
ピチカート + シロフォン
ビオラ + ホルン
ビオラ + バスーン
木管楽器全般 + ホルン
木管楽器全般 + ミュートトランペット
などなどです。
ここで大切なのは各楽器・音色のボリューム配分です。このバランスが悪いとイケてるどころか邪魔になってしょうがなかったり厚ぼったくなって後でミックスの時に苦労するハメになります。(特にシンセ音)
おわりに
以上ざっくりですが目ぜて相性が良い楽器・音色について書いてみました。違う楽器・音色を重ねることにより、音が立体的になったり、厚みが出たりと、コンビネーションの一工夫で随分楽曲全体の印象は変わるはずです。 時間がある時に、いろんな組み合わせを試してみると新しい発見があって面白いですよ。
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