昨日のオーケスト系に続いて今日はバンド・ポップス系のテンプレートについて書きます。オーケストラに比べるとトラック数もだいぶカジュアルな感じです(笑)。
トラックリスト
MIDI Piano (SYNTHOGY Ivory) ラフ作曲用
MIDI Drum (BFD3) キック スネア タム
MIDI Hat (BFD3)
AUX Kick
AUX Snare
AUX Hat
AUX Toms
AUX Cymbals
AUX Ambience
MIDI Bass ( Spectrasonics Trilian) Studio Bridge-Fullrange というプリセット
MIDI Synth (Spectrasonics Omnisphere2)のTransparent Analogというプリセット(これはコロコロかわる)
MIDI Loop (Spectrasonics STYLUS RMX)
AUDIO Guitar1 (NativeInstrument Guitar Rig)
AUDIO Guitar2 (NativeInstrument Guitar Rig)
AUDIO Guitar3 (NativeInstrument Guitar Rig)
AUX Reverb (2CAUDIO B2)
AUX Delay (WAVES Super tap2)
パラアウトしたドラムトラックをAUXに立ち上げプラグインをさす
DrumはそれぞれBFD3からパラアウトして
Kick Hat Snare Toms Cymbals Ambience
をAUXトラックに立ち上げてあります。
TomにはWAVES C1Gateをかけてサスティーンを曲のテンポに合わせてカットしてます。
SnareにはEQとWAVES Tony Maserati DRM がささっています(これお気に入り)。
KickにはNativeInstrumentのSOLID BUS COMPとC1GATE(余韻の調整)をさしています。
僕はギターを引くことが多いのであらかじめ3トラックをギター用に、アンプシミュレーターをさしたモノトラックを立ち上げてあります。
ざっとこんな感じで最初にテンプレートを立ち上げてシンセを追加して立ち上げていく感じです。
EDMや打ち込みドラム系のテンプレートはまた別に作ってあります。
Protools限定 すごいテンプレート活用法
あと、とっても便利なテンプレートの使用法が、Sound&Recordingmagazineの3月号の「田中潤(ゲントウキ)が使うProtools」というコーナーに載っていてとっても便利だったので、でここでも記事の内容をざっくり書いておきますね。Protoolsユーザー限定になってしまいますが。
部分的なテンプレートを作業中のシーケンスに追加する方法です。
⑴ テンプレートにしたいトラックを複数指定して(例えばBFD3のインスツルメントトラックとKick、Snareなどの名前をつけたMIDIトラックを同時選択して
⑵ ファイルメニュー > エクスポート > 選択されたトラックを新規セッションとして を選択。
⑶ プリセットの名前をつけて「保存」。
⑷ ユーザー > 書類 > Pro tools の中に 「Track Preset」 というフォルダを作成し、またその中に例えば「Brass」とか「Drum」とかのサブフォルダを作る。
⑸ 先ほど保存したファイルの拡張子を「ptx」から「ptxt」に変更して、例えば「Drum」フォルダにおきます。
これで新規トラック作成画面で、さっき作ったプリセットがカテゴリーからプルダウンメニューで選択できるようになります。
Protoolsユーザーはぜひ試してみてね!ありがとうサンレコ!