今日は、全体のミックスがイマイチ馴染まないな、まとまらないなという時の対処方法を一つ書きます。以前にも取り上げたアナログサチュレーターの続編といったところです。今回はアナログコンソールではなくて、アナログマスターテープのシミュレーターです。
アレンジがある程度終わり、ミックス作業の中で、なんかもう一つだな、まとまりが悪いな、馴染まないな、という時ありますよね。
そんな時、僕が試してみる方法はテープシミュレーターを使う方法です。
WAVES KRAMER MASTERTAPEを使ってみる
バンド系やギターサウンドなどで特に、物足りなさを感じたら無理にトラックを増やすよりバスやマスターにこれを挿してみたら解決するかもしれません。
角が取れる感じと言うんでしょうか、音が全体的に馴染んでまとまります。そして迫力も出るのです。特にボーカルがとっても太くなる印象です。
プリセットをそのまま使うだけでも十分使えます。
余談ですが、面白い機能としてテープエコーも付いていてダブっぽい使い方がハマりそうです。
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他にもある、優秀なアナログテープシミュレーター
WAVES Abby Road J37Tape
Slate Digital Virtual Tape Machine (VTM)
などがあります。
いずれもデモがダウンロードできるので試用して比較してみるのも面白いですね。
おわりに
前にも書きましたがプラグインに最初っから頼ってしまうのはあまり好きではないのですが、やっぱり優秀なプラグインに出会うとついつい多用してしまいますね。まぁ、僕は専門のエンジニアではないので頼るところは頼っていのかなと最近思っている次第です。