さて、今日は”ジャジー”の話です。
ジャズのことはよくわからないけど「ジャジーな感じ」にしてほしいと要望があったとします。またはジャジーなBGMが欲しいでもかまいません。
さてどうしましょう。
今さら、インスタントにyoutubeでそれらしいものを聴き漁っても、そんな簡単に掴めるはずもなく締め切りに間に合いません。もちろんジャズを聴くのは大切ですが。
人それぞれジャズの印象はあると思いますが、担当者は何をジャジーと言っているのか?
4ビートみたいなスタンダードなもの?
だったら多分ジャズでお願いします!と来るんではないかと。
あくまで「ジャジー」ということなのでジャズテイスト、僕ならばテンションコードを含んだもので8ビートとかロックやポップスじゃない感じ・・・というところから捉えていきます。
そこで手っ取り早い方法をひとつ。
ここはリズムとコードがキモです。
ジャジーなリズム
90年代アシッドジャズ風のループ・ブレイクビーツを使います。あまりドタバタしない・ギンギンでもないクールなものを選びましょう。
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ジャジーなコード
ジャズメンでもないし一から勉強する時間もないので取り敢えず、
Dm9 G7(13)を繰り返してみましょう。
いわゆるテンションコードというやつだけどめんどくさい説明は無しにして、まずこのハーモニーを味わって見ましょう。テンションの導入にはこの組み合わせが一番しっくりきそうなので。
打ち込んでみました。リズムとコードです。
リズムはStylus RMXの最初から入っているループの一つです。
メロに関しては、書きたいメロの前に半音下の音を”くって”入れることによって、がっつりジャズっぼくなりますよ。
前半4小節目のメロはクイ無し、後半4小節はクイありです。
雰囲気出て来るでしょう?
おわりに
今回はめちゃめちゃ端的にジャジーについて書きましたが、こういったちっちゃい糸口から徐々に広げていって引き出すを増やしていくのも有効な手だと思います。