今日は表題の通り、アーティスト活動と職業音楽について書いてみます。
2つは必ずしも別物ではないと僕は考えます。
どちらもまず人に求められないければ成立しません。(求められなくてもやり続けている人もいますが・・それはそれですごいけど成立しているとはいいにくい)
違いは、発注を受けて作る音楽と、自分を表現するのが優先する自分発信の音楽といったところでしょうか。
もちろん職業音楽(商業音楽)も、発注内容の範囲で自分を表現することはできますが、クライアントの要望が第一優先です。その場合でも自分のカラーを曲に入れよう!と能動的に自分色を出すのではなく、”自然と滲み出てしまう”のが理想ですね。
2つの音楽は揃える道具も、学習すべき知識や経験もそれぞれ違ってきます。
どちらかに徹するというのも素敵な選択だと思います。そうした方が振り切れて競争力が高くなるという見方もできます。
でも両立は可能です。
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僕の場合、常に両立を目指して(成立しているかは別として)制作しています。
何が”今”やりたいのかを自問しながら、活動していけるのはやはりアーティスト活動だし、何しろアーティスト活動においての作曲は、自分が絶対的基準でいられます。しかし、その活動を支えるのは金銭的に商業音楽の制作です。逆に精神的に商業音楽の制作を支えるのはアーティスト活動だったりします。ラッキーにも以前と比べればアーティスト活動の展開の幅はネットのおかげでかなりやりやすくなっていますし。
このバランスの上で将来的には比重をアーティスト活動がちょい多めになってくれればいいなぁと日々妄想中。
成功すると、アーティストとして売れて(または認知されて)、そのアーティストの音楽が欲しいというクライアントがいて、仕事の発注が来る場合があります。
これはかなり理想形ですね。でもクライアントがいる以上ほとんどの場合、自由には曲が作れないのが実情ですが(自由に作っていいよと言われても)
それでもかなり自由度の高いことができるはずです。
今日はなんだか散文っぽくなってしまいましたが、日々思っていることを書いてみました。