今日はとっても簡単にリズムのグルーブをコントロールする方法を紹介します。
ツマミを二つ動かすだけなのでストレスなく色々試せます。
TRANSIENTMASTERを使う
NativeInstrumentのKOMPLETEに入っているプラグインです。アタックとサスティーンをツマミでコントロールできるのですが、これがかなり効いてグルーブコントロールの強い味方になります。
さて、音を聞いてみないとイメージがつかめないのでサンプルを聴いてみてください。
まずバイパスのブレークビーツのループ、そのあとにアタックをマイナス30%、サスティーンを60%に設定したループ、そのあとにアタックを40%、サスティーンをマイナス70%に設定したものです。
結構変わるでしょ?
2番目のバージョンはグルーブに粘りが出て隙間が埋まる感じ。3番目はとってもタイトになり、スピード感と軽さが出ます。
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もちろん一からリズムを打ち込む場合は、グルーブクオンタイズや細かくドラムの位置をいじることでグルーブ感を作れます。しかしループのWAV素材などを使う場合、もう少しタイトにしたいなとか、ルーズにしたいなという時にはこTRANSIENTMASTARが大活躍します。
厳密に言えばグルーブそのものを操作するものではなくて音の明瞭感や余韻の持ち上げによって、他の楽器と合わさった時、グルーブが変化したように聴こえるというものですが、この聴感上の”ノリ”って本当に大事なんだなぁと改めて思います。
ギターのクリーンカッティングなんかにも効果を発揮しそうですね。
本当に簡単なのでぜひ試してみてください。
おわりに
他にも同じ役割のソフトがいくつか出ていて、WAVESのTransXなんかも面白そうです。
試せたらまた報告しますね。