ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

どこで新しい音楽を探す? 自分の作曲に飽きないための方法

 
 
 最新の音楽を聴く、または自分の刺激になる音楽を常に聴くことは重要です。
昔なら音楽雑誌やラジオ、大型CDショップなどが情報源でした。今はネット社会なので膨大な音楽がいつでもほぼ無料のような状態で聴けるようになりました。
 この膨大な音楽の海原から何をチョイスして聴き、何にフォーカスを当てるかが鍵になってきます。
 

なぜ今までの音楽を聴いているだけではダメなのか?

 昔の音の方が好きだから、とか今の音楽は肌に合わなくて無理して聴く気がしない・・というのは趣味では良いのですがプロとしては失格です。
 制作だけやっていると(作曲に追われていると)いつの間にか”こなし”に入ってしまいます。終わらすことが第一目標になりがちです。終わらすことはとっても大事で仕事の第一条件ですが、自分で自分の作っているものに飽きてしまうという最悪の状況が作られてしまう。
 
 いつもの音源といつものフレーズ・・手グセで作曲してしまう・・などなど。言うまでもなく今までにないスピードで音楽シーンは変化しています。好き嫌いに関係なく最新のものに常に触れるようにしていないと細胞レベル(ブルゾンちえみではないが)で音が古くなってしまう。
作り手としてはアンテナは意識して張っておかないといけないわけです。
 

きっかけとなった出来事

 
 10年近く前の話ですが、取引先の担当者に提出したデモのことで、音色について本当にボロックソに言われたことがありました。かなり落ち込んで悔しい思いをしたけど、その時から意識して最新のものから、参考になる音楽を求めてたくさん聴きだした気がします。20代の頃は意識しないで当然のようにやっていた掘り出す作業が意識しないとおろそかになってくることに気づきました。そしてそれは、以前は好きな音楽しか聴かなかったけど、それではこの先フリーとして持たないなと思い始めた瞬間でした。
 
 

さて、新鮮な音楽の仕入先は?

 
 最近はオーケストラ系の曲を作る機会が多いのと、TV BGMでスポーツ系、ニュース系のBGMを作ることが多くあるので、そこに当てはまりそうなジャンルを中心に掘り下げるようにしてます。ネタはほとんどネット・ネットラジオです。僕はあまりしませんがDJイベントなどに頻繁に顔を出すのも新鮮なネタに触れられる一つのやり方ですよね。
 
その中で
Apple Music(好みをよくわかってくれる) は一番よく聴くけれど、他にネットラジオをよく聴きます。
 
EDM系なら定番のBeat Port (ダンスミュージック中心にジャンル別にチャートが分かれていて求めているものにたどり着きやすいし新しいものに触れられます)
チャートをかたっぱしから聴くだけでも面白い。
 
クラシック系ならAdagioFMClassical MPR
をよく聴いています。AdagioFMは古典ばかりでなく現代音楽やJAZZよりなものが聴けてワクワクします。
 
あと個人的に好きなのはsomaFMというアンビエンスやチルアウトなどのチャンネルが充実してるネットラジオが好きです。これは完全に個人的趣味ですが刺激的でエッセンスで取り入れたい音の宝庫です。
 
 残念ながら家にいてこれだけ不自由なく新しい音楽を聴けるとCDは買わなくなりますね。買うのはJAZZのCDくらい。
 
 
おわりに
 
 年齢を重ねるとともに億劫になってくる新しい音楽の探求。でも資料聴きじゃなく、ピンと来たアーティストと出会う感覚はいつも、いつまでたっても刺激的で最高ですね。次への創作の活力になります。どんなに時間に追われる生活をしているにしても新しい音楽(時代的に新しいもの、または時代に関係なく自分にとって新しいと思えるもの)を探求する時間は確保したいものです。