ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

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【作曲テクニック】DTM初心者級 とことん自作楽曲を比較してダメ出ししてみる(苦行)

 今日は音楽制作をレベルアップするためには欠かせない取り組み(プロならみんな無意識かもしれないけどあらゆる手を尽くして実行している)を紹介したいと思います。
 
 
客観視の必要性
 商業音楽で生計を立てていこうとするのもにとって自分の音楽を客観視することは絶対必要条件。これが結構しんどいことでもあるんだよね。アーーー、もう音楽なんてやめてしまいたい!とか思ってしまうこともしばしば。
 
 音楽において他人の作品と比べるのはナンセンスだという意見もあるけど、仕事として音楽と関わる以上常に比較されていることをまず理解する必要がある。「ナンバーワンじゃなくてオンリーワンを目指すんだ!」とか心の中で叫ぶ人もいるかもしれないが”オンリーワン”認定するのは自分じゃなくてオーディエンスなんです。周りから”オンリーワン”認定されているケースでは、そこに行き着く過程にはとてつもないワイルドサイドを越えてきた胆力が感じられます。
 孤高の芸術家を目指すのであれば客観視云々の話はこの限りでないかもしれないがそのようなタイプの人はこのブログを読んでないでしょう(笑)
 
 歌ものコンペなんて下手したら何百というデモ曲の中で比較されるし、コンペでなくても担当ディレクターからは常に他の作家と比較して聴かれるのです。この結構つらい状況の中で生き残っていくには比較に耐えうるものを作るしかないんですよね。精神的慣れもあるのでそんなにビビんなくても良いですが。
 
リファレンス音源との比較
 まずは目指すべきリファレンスの音源をピックアップしていろんな角度から自分の作った音源と比較してみます。歌ものを歌もの、インストはインスト、ゲーム音楽ゲーム音楽を取り扱うのが良いと思います。音圧に関しては時代性が影響するので考慮する必要もあります。(1970代と2010年代ではリマスターしてない限り音圧レベルはかなり違う)
 
・音バランス、ミックスの比較
・音色の比較、今の音色か? 狙い通りか?
・音圧の比較
・楽曲構成の比較
・楽器構成
ダイナミクス(音を静かにさせるところと大きくさせるところの差の大きさ)
 
などなど・・・
 
 よりリファレンス音源に近づけるように追い込んでみましょう!
仕事するときに気をつけなきゃいけないのは、全てをそっくりマネしてはダメ。(練習でやるのは良いけど仕事ではまずい)
今回はミックスを近づけたい、とか今回は音色を完全に真似たい、とかテーマを絞るのがオススメ。
 あと過去の自分お音源もときに聴き返してみるのもいいと思います。ときに辛い作業だけど、ショボク聴こえたらそれは自分の耳が良くなっている証拠と思って乗り越えましょう。過去曲でボツになったものも作曲当時より比較力によって力をつけた今の実力で手直しすればあっと驚く勝負曲になったりするから不思議。
 
 自信がつくまで徹底してやってみることをオススメします。いつのまにかコンペや仕事の採用率が上がっているかも♪