ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

早い段階でプロデュース感覚を養おう

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今日は、プロデュース能力を身につけるには?という話です。
 
一番手っ取り早いのは自分で自主制作のCDを出すことです。
ここでその工程をざっと紹介すると、
 

CDを制作して売るその工程

1 まず曲を書き
2 作詞をする(誰かに依頼してもいい)
3 アレンジをする(楽器をレコーディングする)
4 歌をレコーディングする(自分で歌えなかったら誰かに頼もう)
5 マスタリングする
6 アーティスト写真撮影
7 CDジャケットデザイン、パッケージデザイン制作
8 プレス業者を選定
9 流通業者に頼めたら頼む
10 プロモーション活動する(レコ発のイベントを開催し手売りする、プレスリリース配布など)
 
 
 
 
 ここまでの工程でざっと10あります。
もっと細かく工程わけできますが、ややこしくなるのでこのくらいにしておきましょう。
 これを予算を組んで、予算内で最高の”もの作り”を目指すわけです。
これは自分をプロデュースする場合も、歌手志望の女の子をプロデュースする場合もだいたい同じです。
 
 アレンジ段階で生音を入れたくなる時もあるでしょう。
その時は、ミュージシャンに連絡してギャラ交渉しスタジオを抑えて譜面準備などします。レコーディングスタジオをどこにするかもとっても重要です。
ジャケットのデザインも極めて重要で、出来不出来で売り上げに左右します。
アーティスト写真もしかり。
そしてサウンドとデザインのイメージがしっかりマッチしているかも大切になってきます。
 
もう、1から10まで判断判断の連続です。
 
 色々とかなりめんどくさいことになりますが、一度経験しておくと、CDを作るってこういうことなんだ!っと納得します。
自分なりにどこが苦手で、人の手を借りた方がうまく行くのかもわかります。
もちろん人へのお願いの仕方がいかに重要かもわかるでしょう。
 
 はっきり言って一番難しいのは”売ること”です。この最終課題があるためにその工程を工夫を凝らして頑張るわけでもあります。
 
 今の時代、CDなんて売れないんだから配信でいいじゃん!と思うかもしれませんが、いろんな業者との付き合い方や最終的にパッケージとして形になる強み、またラジオでかけてもらいやすいなどなど、まだまだCD発売する強みはあると思います。
 
 
 
おわりに
音楽で生きて行くための様々なスキルが身につくとまでは言いませんが少なくとも気づきます。
これは早い段階に知っておいた方が有利だと僕は思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

いまさらだけど、いまさらだから?サンプリングの活用

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 今日はサンプリングについて書きます。
昔は、サンプリングと言ったらレコードからフレーズやビートを抜き取り、新たな曲に構築することがメインのようでしたが、今は意味の幅も広がり、著作権フリーのネタも数多くダウンロードができるし、DAWで簡単に加工できるので、有名な曲をモロに抜き取った感は薄れてきているように思います。もちろん著作権の問題も大きいですが。
 

ちょうどいい違和感

 
僕はピチカートファイブが大好きなので、彼らのサンプリングの使い方も大好きでした。
 
 
この曲の3,08あたりの英語のアナウンスのサンプリングって、ピチカートで良く聴きますよね。おしゃれです。エッジというか良いフックになっています。
 
 星野みちるさんの「夏なんだし」という曲も小西康陽さんプロデュースの曲なんですが掛け声のサンプリングが曲の質感を決定してます。ちょうどいい違和感に僕には感じます。さすがサンプリングの使い手!
稲川淳二さんの語りもサンプリング的扱いで、面白い。
 
 

効果音をミックスする

 
 エヂ・モッタという人のこの曲は全編にわたり薄くパーティーの会話、ガヤみたいなサウンドが入っていて曲の雰囲気を決定付けています。とってもラグジュアリーな雰囲気ですよね。
 
他にも自然音や、交差点の雑踏などを自分で録音してきてうまく自分の曲に混ぜてみるのも面白いと思いますよ。
 
一味違うサウンドプロデュースになって人々の耳をひきつけるんじゃないでしょうか。
 
 
 おわりに
 
 まさにアイデアとセンスで、音楽知識がなくても、ひとやま当てられる雰囲気です。ミュージックビデオの作り方にも発想が広がりますよね。
 
 
 
 
 
 

アナログレコードの良さに触れた夜

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 先日、銀座山野楽器で開催されていたアナログレコードを最高音質のプレーヤー、アンプ、スピーカーで聴く、というイベントに出かけて見た。
 
同じ音源をCDプレーヤーと聴き比べたのではないので、なんともモヤっとした感想になるけど、やっぱりアナログの良さは伝わって来ました。
 
実はアナログレコードには実家を出て以来触れていなくて、最近やっとプレーヤーを購入したぐらい、離れていたのです。そんなに今まで普段聴きの再生装置に興味がなかったというか。(仕事用モニタースピーカーは別だけど)
 
さて、CDと比べてみてどうでしょうか?
 
いざ試聴会スタート。
 
この会では同じミュージシャンの同じ時代の音源をCD、アナログ織り交ぜ何曲かかけていました。
 
僕が特に感じたのは、 特にモノラル録音の音源を、モノラル再生専用の針で聴いた音は、なぜかCDより音が前に出てくる感じでインパクトがあったのだけれど、これもCD版と同じ曲をその場で比較したわけではないのではっきりとしたことを言えません。
 でもやっぱりモノラル録音のレコードはモノラル専用張針を使った方が音が良いんだそうです。
 で、臨場感と音像がモノラルなのに奥域があって広がる感じがしました。もちろん、時代的にリバーブ深めでミックスがそういうミックスっていうのもあるかもしれませんが、それだけじゃないと思うんです。ちなみに音源ソースはバリー・マンの7インチ。
 
んー、アナログというかモノラルって面白い!
 
 ちなみに、設置されているスピーカーがとても気になったので価格を調べて見たらペアで42万円でした・・・。
田口音響研究所というメーカーのF613というスピーカーです。
んー、即買いとはいかないけど欲しいなぁ。
 
アナログリリースがなかなかの盛り上がりを見せている昨今、いつか自分の音源もアナログで出せたらいいなぁと夢が広がる夜でした。
 
 
 
 
 
 

いとも簡単にグルーブをコントロールする方法

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 今日はとっても簡単にリズムのグルーブをコントロールする方法を紹介します。

ツマミを二つ動かすだけなのでストレスなく色々試せます。

 

 

TRANSIENTMASTERを使う

 

NativeInstrumentのKOMPLETEに入っているプラグインです。アタックとサスティーンをツマミでコントロールできるのですが、これがかなり効いてグルーブコントロールの強い味方になります。

 

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さて、音を聞いてみないとイメージがつかめないのでサンプルを聴いてみてください。

まずバイパスのブレークビーツのループ、そのあとにアタックをマイナス30%、サスティーンを60%に設定したループ、そのあとにアタックを40%、サスティーンをマイナス70%に設定したものです。

 

soundcloud.com

 

結構変わるでしょ?

2番目のバージョンはグルーブに粘りが出て隙間が埋まる感じ。3番目はとってもタイトになり、スピード感と軽さが出ます。

 

 もちろん一からリズムを打ち込む場合は、グルーブクオンタイズや細かくドラムの位置をいじることでグルーブ感を作れます。しかしループのWAV素材などを使う場合、もう少しタイトにしたいなとか、ルーズにしたいなという時にはこTRANSIENTMASTARが大活躍します。

 厳密に言えばグルーブそのものを操作するものではなくて音の明瞭感や余韻の持ち上げによって、他の楽器と合わさった時、グルーブが変化したように聴こえるというものですが、この聴感上の”ノリ”って本当に大事なんだなぁと改めて思います。

 

ギターのクリーンカッティングなんかにも効果を発揮しそうですね。

本当に簡単なのでぜひ試してみてください。

 

 

おわりに

他にも同じ役割のソフトがいくつか出ていて、WAVESのTransXなんかも面白そうです。

試せたらまた報告しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日に続き・・教えたくないほど素晴らしい音楽解説本2

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 昨日に続いて今日紹介したいのは教則本ではないのですが大変興味深い本です。
ちなみに昨日の記事はコチラ
 
 今回は、
「昭和のTVアニメ特撮主題歌大百科」(ガモウユウイチ著)です。
 
題名からはだいたい、”どんな歌手があのアニメの主題歌を歌っていたか”などのちょっとした解説付きのデータベース的なやつ?って思うかもしれません。
全然違います。
 

がっつりとした音楽解説書

 
 まえがきの後にいきなり音楽用語の解説が載っているのですが、そこには「五度圏」とかダイアトニックコードの解説が載っています。
つまり、これを理解してから本文を読んでくださいということ。
 
要するに、がっつりの楽曲分析本なんです。しかもなんとその数アニメ・特撮主題歌ばっかり164曲分(コード進行抜粋は330)。おかしいでしょ!
その変態マニアっぷりは第1章から炸裂します。
 
「5大主要作家篇」と銘打って、渡辺宙明 菊池俊輔 渡辺岳夫 宇野誠一郎 小林亜星 と作家別に楽曲を分類し解説しています。
そして、各楽曲録音の演奏者もほとんど網羅されており、どのプレイヤーがサビでどんなプレイをしているか、というようなところまで説明されていて芸が細かい。
もちろんコード譜付きです。
 
そして第2章は「準主要作家篇」と続く・・・
 
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理論解説とトリビアを織り交ぜたその内容とは

 
この本がだいたいどんな雰囲気なのか少し抜粋してみます。
 
勇者ライディーン」の項目から
 
”Aメロ4小節目から5小節目に渡ってはオン・コードからツー・ファイブにと言った、スムーズな進行が心地よい。Bメロは、「Bm7」がドミナント化した「B7」から始まる。「C#m7(b5)」は、サブドミナント・コードのルートを半音上げた変化和音”
 
普通のアニメファンが間違ってこの本を買ったら「なんのこっちゃ!」という感じでクレームの一つも言いたくなるでしょう。
 
 
さらに楽曲に関してはマニアックトリビアも忘れていない。
同じ項目からの抜粋。
 
”なお、イエロー・マジック・オーケストラYMO)の代表作「ライディーン」(80年)は、当初は東海道五十三次のイメージから「雷電」と題されていたが、高橋幸宏(Vo,Dr)曰く「細野(晴臣)さんが『アメリカで今(勇者)ライディーン」っていうアニメが大ヒットしている』って言うんで『じゃあ「ライディーン」にしちゃおうって』”
 
おぉ、そうだったんだぁ!
 
 
この調子で164ですよ!!
 
 
つまらないはずがありませんよね。
 
 
おわりに
アニメ音楽に興味のない方でも、その作家陣・演奏者の仕事っぷりが垣間見れる良書です。ぜひチェックしてみてください。
 
 
 
 

教えたくないほど素晴らしいとっておきの教則本

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 今日はひとつ、とっておきの教則本を紹介したいと思います(別にアフェリエイトとかそんなんじゃありません)
以前「ガチで音楽制作に役に立った8冊」と言う記事を書いたのですが、あえてそこには入れていないほど知る人ぞ知る教則本といったところでしょうか。
 
 僕の大好きな作曲家の一人、周防義和さんの「僕らはロックで作曲する」です。正確にはPCで読むCDブックなのですが、音源とリンクされていてとても利用しやすいです。
周防義和さんは主に映画音楽を中心に活躍されている作曲家で「Shall we dance?」や「舞妓はレディ」などで有名な方です。僕は何度か直接講義を聞きに行ったことがあります。もちろんかなり影響を受けております、ハイ。
 とにかく僕が言うのはおこがましいですがハイセンスの塊。この域に到達したいといつも思っております。
 

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まず第一に
 

サンプル音源の曲が素晴らしい

 だいたい周防氏の曲や演奏曲を例に挙げて解説されているんだけど、曲や演奏が素晴らしいので俄然、意欲が湧くのです。
打ち込みだけのサンプルに終わらない豪華な音源達。57曲も例題曲が用意されています。本題名にロックと入ってますが、実際はゴリゴリのロックだけではなく実に幅広い音楽が対象になっていて歌物はもちろん、映像音楽にハマる作風のものも、結構アヴァンギャルドなものまであります。
 
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アカデミックにロックを解説

 ちゃんとした理論でロックをわからせてくれる。これだけ丁寧にロックを解説した本があっただろうかというほど。ポリスやローリングストーンズなどの数々の名曲を分析してくれます。
 
通り一辺倒な何百の本に載っているような理論をなぞる教則本ではなく、なぜこの曲のメロディはこんな雰囲気なのか、を作者視点で楽譜と音源を交え丁寧に教えてくれる。
 
 
なんども言うけど付属音源が本当に素晴らしく、音源だけでも十分楽しめますよ。
 
「僕らはロックで作曲する」でググっていただければネットで購入できるサイトがいくつかあります。
 初心者向けとは言いにくいかもしれないけど、一通り作曲らしきものができて次のステップに入ろうとしている方には神書だと思います。
 
おわりに
この教材って、人を選ぶというか、全ての人にしっくりくるかわからないけどとにかくクリエイティブとはなんぞや?というところまで問う良書だと思います。
 
 
 

 

 

 

 
 
 

いろいろなギターアンプシミュレーターまとめ

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  今日は昨今のポップスはじめ、ロックJPOPに欠かせないギターサウンドを形作るアンプシミュレーターについてまとめました。
ギターが弾けない人でも、打ち込んだギタートラックにかけるだけでもその効果は十分得られます。いや、打ち込みには絶対かけた方がいいでしょう。
 

プラグイン

 
WAVES GTR
普段僕が一番よく使っております。ギターのプリセットもいいですがベースのプリセットが個人的に気にってます。

 

www.minet.jp

 

Avid Eleven MkⅡ

 WAVES GTRを使う前にこれを使ってました。音がリアルで感動した覚えがあります。

タイプはGTRと似ている気がします。

www.avid.com

Avid SansAmp  Spa-1

ギターアンプシミュレーターの老舗といったらSansAmp。

www.avid.com

 

Nativeinstrument Guitar Rig PRO

これもたまに使います。プリセットが優秀で下手に弄るよりそのまま使った方がプロっぽくなりオケに馴染みます。

  • 17のアンプ、27キャビネット、54のエフェクト

Komplete : ギター : Guitar Rig 5 Pro | 製品

 

IK Multimedia  AmpliTube4

これは正直使ったことがないのですが有名どころです。無料デモ版があります。

  • 9のアンプ、10キャビネット10のストンプ、29のスピーカーモデル、4つのマイク、2つのラックエフェクトユニット

www.ikmultimedia.com

BIAS Amp Desktop

 最近、評判のプラグインですね。まだ試していないのですが非常に興味あります。

ネットで様々なアンプモデルがダウンロードできます。

www.minet.jp

ハード編(本格派)

Fractal Audio Axe-FX Ⅱ

なかなかのお値段ですが音はすごくいいです。

特にクリーントーン。ネットでいろんなシミュレーションのプリセットがダウンロードできます。

www.okada-web.com

 

 

KEMPER

ドイツのメーカー。本物のアンプの音を取り込んでデータ解析してシミュレーションすることができます。やっぱりなかなかのお値段です。

www.korg-kid.com

LINE6 POD HD

 これもかなり老舗ですね。

line6.jp

 

ハード編(お手軽派)

BEHRINGER V−AMP3

価格がお手頃なので、ハードでまず試してみたいという方にオススメです。

 

www.minet.jp

 

 

おわりに
 
たくさん紹介しましたがこればっかりは好みとか自分お好きな操作性とかがあるので試してみるしかありません。サイトに音のサンプルがあったらチェックしてみて、試用版があったらぜひダウンロードしてみてください。