ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

【アレンジテクニック】楽器の役割分担がわかる動画 エレピとピアノ編

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 ネットサーフィンをしていたら、プロフェッショナルな楽器のコンビネーションがよくわかる動画を発見したので紹介したいです。
 

エレピとピアノのコンビネーション

 
エレピとピアノはどちらも鍵盤楽器でコード楽器にもなり同時に同じことをすると厚ぼったくなってしまいスッキリしなくなるのでは?
と思ってしまう人も多いと思います。
 
しかしエレピとピアノのユニゾンは独特の音色を作り出し、うまくコンビネーションをとれば、とてもクールにもなるんです。
次の動画がそれがよくわかります。JOSIEという曲のコードの解説などをしていますが、僕はエレピとピアノとのコンビネーション演奏の箇所に着目しました。
 
 
1分24秒あたりからエレピとピアノの演奏が始まります。
 
これはスティーリーダンのドナルドフェイゲンという人がエレピを演奏し
ピアノのサポートがついて鍵盤パートのサウンドを完成させています。
 
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一つの音色と捉える部分と、2つの楽器としてアンサンブルする部分

 
 注目する点は、ユニゾンする音と分担する音、同じコードを同時に弾いていても各楽器でポジションを変えて広がりを作っている箇所があるところでしょう。
バッキングやリフの箇所はピアノとエレピを完全に重ねてひとつの音色を作っている(DTMでいうと同じMIDIチャンネル)部分が多くあるアレンジ。
そこから徐々に役割を変える部分が出現します。
ソロとバッキングの役割分担、少しですが2つ楽器が絡み合うような役割分担などなど。
 
何回も聴いているとなんとなく立体的に各楽器の役割がつかめてくると思います。
しかしかっこよくてシビれますねー。
 
この動画パート1もあるので是非チェックしてみてください。
 
 
 
おわりに
 
この動画演奏、複雑なボイシングと進行ですよね。耳コピしようとすればかなり苦労しそうです。でも、なんとなくこんな世界があるんだと思うと今後の作曲に幅が出てきそうな気がしませんか?
 
 
 
 

SNSでの宣伝を躊躇なくできるようになるには?

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 自分のリリースされた作品、または自分のバンドやユニットの作品は大いにSNSで宣伝すべきなのですが、大体的にアピールするのを躊躇する人は多いのではないかと思います。とってもアピールや宣伝が上手な人がいますが、自分はどうも苦手なのでそういう人を羨望の眼差しで見ていました。
 
 アーティストへの楽曲提供などでは、実にいろんな人が関わっていて決して作家はあまり前に出すぎるべきではないので、しつこく宣伝するのは良くないとというのが僕の考えですが、自分のバンド・ユニットなど自分が中心になっているプロジェクトは宣伝するのは作品に対する礼儀であり、少ししつこいくらいに宣伝するのが良いと思います。何しろ自分が宣伝部長にならなければ誰もやってくれないからです。
 しかしそこが宣伝下手、営業下手の僕のような部類の人々にとってはハードルが高いのです。
 
 

目線を遠くにすることで発信しやすくなる

 
Facebookとかだと、職場、親戚、同級生などいろいろな人間関係の人と繋がっているケースも多い為、ついついどう思われるかを気にして発信をためらってしまうことがあります。僕も最近までそうでした。
 そんな時は目線を近場から遠くに移し、今まで自分との関わりが薄い、もしくは知らない人に対してのアピールだと思えば少し気が楽になります。
あえて近場の人たちを見ないようにするのです。もちろん「いいね」の数はいちいち気にしないようにします。
いったん、その考えに慣れてしまえば何の躊躇もなく様々なチャンネルで作品を頻繁にアピールできるようになります。
 
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FacebookInstagramTwitter 、LINE など複数チャネルで同じ投稿をしても、まだ自分を知らない人へのアピールと考えたら気後れすることもなくなる気がしませんか?
 わりととタイムラインは早いスピードで流れていくので大事な宣伝は何度かに分けて投稿するのも大切だと思います。

 

おわりに
僕みたいに創作活動は好きだけど、宣伝アピールが苦手という同志たちに少しでもスッキリ宣伝できるようなメンタリティを持ってもらいたく、今回はこんなブログになりました。
 
 
 
 

【作曲テクニック】ドレミファソラシドにどれだけコードを付けられる?

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 今日はリハモ(リハーモナイズ)について考えます。
単純なメロディだったとしても、美しいコード進行やハッとするコードを付けたらパッとフレーズが輝きを増す瞬間ってありますよね。
 そこで今回、誰もが歌えるドレミファソラシドという音の並びに4パターンのコード進行を付けてみました。さて、こんな当たり前の音の並びにコードを付けて曲っぽくなるのでしょうか?
 
そこで、あまりあたりまえの進行にはしたくなかったので少しひねってます。
これだけコード進行を変えることで別曲になるんです。ちなみにテンポは全て一緒です。
結構バリエーションがつくもんでしょ?
 
 
 

まずはパターンA 切なさ醸すベースライン

 

soundcloud.com

 
Amから2拍ずつベースが降りてくる定番パターンです。
ちょっと切なさを感じますね。解決していないので物語がもっと続く感じがします。
 
|Am Am/G   |FM7  C/E |
 
 

パターンB  コードチェンジのタイミングがシャレオツの決め手

 

soundcloud.com

 
 これは1小節目の3、4拍と2小節目の3、4拍目がそれぞれ1拍ごとにコードチェンジしているところがキモです。
とっても動きが出るしEm7 Ebm7で半音進行するところなんかはオシャレです。
ファのところでEbm7をあてていますがちょうどメロディが9thになっていい感じに響きます。
 
|CM7   Em7 Ebm7| Dm7  Dm7/G CM7|
 
 
ちなみに半音のコード進行については前回のブログに書いているのでこちらもどうぞ。
 
 
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パターンC 浮遊感あるワンコード

 

soundcloud.com

 
 ドミナントのコードで6拍引っ張って経過的にG/Bを挟んでCに解決するパターンです。
ワンコードで引っ張るのは面白いですがコードのチョイスが大切です。
ゆったり大きく時間を感じられるようシャッフルしてます。
 
|Dm7/G       |Dm7/G   G/B  C|
 

パターンD 少しジャジーで大人な進行

 

soundcloud.com

 ダイアトニックな進行は考えずメロディがそのコードの何度のポジションなのかを考えながらかっこいいコードを探りました。
この場合Eb/Fがダイアトニックではないのでそこを特に着目すると、ソ・ラがEbのリディアンというスケールになります。
まぁ難しいことは考えずにコードにメロディ(トップノート)がきておかしくなければ良しとします。ただおかしくならないのにはちゃんと理由があるのでそこを知っておいた方が作曲は速くなります。
 

|F/G   G/A  |Eb/F   F/G  |

 

このパターンも少しシャッフルさせてノリを出してます。
 
 
おわりに
僕も今回、ブログネタとしてコード付けをしてみたのですが結果とっても楽しくなっちゃいました。一つのメロディに対していろんなアプローチを考えることは作曲の良い訓練になるし楽しいですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 

【作曲テクニック】半音コード進行を使って差をつけろ

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 今日は、半音進行を使って一味違う曲作りを目指そうという話です。
普通のコード進行に飽きてきたり、あたり前な曲調にひとクセ加えたい時ってありますよね。そんな時のアイデアの一つに半音進行があります。
ではみていきましょう。
 
 
 

パターン1(基本編)

いわゆるツーファイブワンのパターンを変化させてみます。
 
(普通)
Ⅱ Ⅴ7 Ⅰ 
Dm G7 C
 
 (半音進行)
Ⅱ bⅡ7 Ⅰ
Dm Db7 C
 
 
にしてみます。いわゆるⅤを裏コード(bⅡ7)に置き換えたパターンです。
 
 サンプル音源です。前半は普通パターン、後半は半音進行パターンです。

soundcloud.com

 

ちょこっとひねった感じになるでしょ?

 

もう一つ

パターン2(基本編)

 (普通)
Ⅰ Ⅲm Ⅱm  Ⅴ
 
 (半音進行)
Ⅰ (Ⅲm bⅢm) Ⅱm  Ⅴ
()は1小節内に2コード 
 
  前半は普通パターン、後半は半音進行パターンです。
 
 これはEmからDmへの行く際、経過音的にDbmを挟むパターンですが、ここではDb7よりDbmの方が個人的にはしっくりする感じがします。一気にアメリカンポップスの香りがしませんか?
 
 
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さて、もうちょっと複雑でおしゃれなパターンを紹介しましょう。
 

パターン3(応用編)

 (普通)
Ⅰ Ⅲm   Ⅵm   (Ⅴm  Ⅰ7)  Ⅳ
C  Em   Am    (Gm C7)   F
 
(半音進行)
Ⅰ Ⅲm   (Ⅵm    bⅥ7)  ( Ⅴm Ⅰ7) Ⅳ
C  Em   (Am  Ab7)  (Gm C7)      F
 
  前半は普通パターン、後半は半音進行パターンです。
 
 
ポップスでよく出てくる Ⅴm Ⅰ7 Ⅳ という進行。
キーCで言えばFに解決するツーファイブワンのV(C7)を半音進行でbⅥ7(Ab7)に置き換えたパターンです。
ちょっとデキる人の匂いを感じます。2コーラス目のサビで使えば曲の完成度がグッとあがりそうです。 最後の方のⅠ7(C7)をbⅤ7(Gb7)に置き換えてもっと複雑にしてもいいでしょいう。そこは好みで。
 
 
 
 
おわりに
 
いかがでしたでしょうか?
コードを変えることによってメロディ作りの発想も変わってくると思いますのでマンネリ打破に一役買えるのではないでしょうか。
一工夫加えることによって楽曲が輝きを増すことは多いですが、そんな中の引き出しの一つに半音進行を加えてみてはどうでしょう。
 
合わせてマンネリ打破の方法ではこちらの記事もどうぞ♪
 
 
 

実際に仕事で使うミックス時に手放せない欠かせないプラグイン10選

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 最近はアレンジをしながらミックスも意識しているので、アレンジが終わり「さぁ、これからミックス始めるぞ」という感じではなく、アレンジが終わる頃にはミックスもほぼ出来上がっている状態がほとんどな気がします。そんな制作過程の中でいろいろプラグインを試す中、気に入って使い続けているものをピックアップしました。
 
 
 

WAVES Q10 (EQ) 

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だいたいすべてのオーディオトラックに挿します。
EQはひとそれぞれ好みがあると思いますが僕はこれが使い慣れているので最初に挿します。
 

WAVES Tony Maserati Signature Series   (EQ ダイナミクス

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オケが厚くなる時に、ギターやベースの芯を出したい時、存在感を出したい時
抜けをよくしたい時に使います。使用頻度は高いです。
 

WAVES Magnetic Ⅱ    (サチュレーション)

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主に生楽器の芯を出したい時に挿します。 Tonny Maserati Signatureだと結構キャラがつくのでそこまで色づけしたくない時に使います。
 

WAVES NLS CHANNEL  (コンソールのシミュレーター)

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やはり音に芯を出したい時、ガッツを出したい時、埋もれないようにするときの対策に使います。
 

Magic AB  (比較)

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ミックスのお手本にしたい曲と比較して聞きたい時、非常に便利。
テンプレートでマスターに挿してあります。
 
 
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2C-AUDIO B2  (Reverb)

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バーブは結構、自分の中でブームがありますが、今はこれがお気に入り。
濃密なコンボリュージョンリバーブです。
 

WAVES supertap2 (ディレイ)

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テンプレートでAUXに立ち上げてあります。これも使いやすさと使い慣れているので。
 
 

brainwork  bx1     (EQ  MS処理)

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これはマスターにかけます。音の広がり具合、迫力、抜け具合の調整に使います。
語弊があるかもしれませんが、これぞ商業音楽!みたいなトラックにはもってこいだと思うんです。
印象が変わります。オーガニックテイストな音楽にかけることはあまりありません。
 

iZotope Ozone6 (ダイナミクス

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音圧調整。EQはオフにしてダイナミクスだけ薄めにかける場合が多いです。
 
WAVES  L2 or  L3  ダイナミクス

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ダイナミクス調整です。Ozone6でちょっと違うなと思う時に使います。
いろんなダイナミクス系マキシマイザーを試しているのですがやはり定番というか、安心できます。
 
 
 
 おわりに
あらためてリストを見ると立派なWAVES信者だなぁと思います。でも優秀だし使いやすいんだからしょうがないじゃない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

世界で稼ぐ・・・世界中のロイヤリティフリーサイト

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 今までこのブログでも時々書いてきましたが、世界にはたくさんのロイヤリティフリー音源販売サイトがあります。世界中の番組制作者、映像制作者、プロデューサーがこういったサイトで音楽を探しています。
作曲家にとっては世界進出と言ったら大げさですが、足掛かりとして世界中のサイトに登録してみるのも面白いかもしれませんよ。サイトによっては、エクスクルーシブと言って他のサイトに登録した曲は登録しないでください、というところもあるので気をつけてくださいね。
 
ということで、今回は日本を含めて5つの大規模なサイトを紹介します。
作家として登録して音楽を売るのもいいし、レベルの高い海外サイトの音源をジャンル別・用途別に聴きまくって自分の音楽に落とし込むのもアリだと思います。
やっぱり海外サイトの方が残念ながらクオリティは高いものが多いです。
 
では見ていきましょう。
 

日本

Audiostock
日本の最大手の一つ
登録数78000点
比較的参入しやすい。当然日本語なので安心。
サイト側がいろいろ情報をくれるので傾向と対策が立てやすい。
 

オーストラリア

Audiojungle
世界規模。音源のレベルも高く日本よりは審査が厳しい。
その代わり、段違いに売り上げることができるかもしれません。
登録数575000点
世界最大級でトップクリエイターはとてつもない金額を売り上げています。
 
 
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アメリカ

POND5
登録数500000点以上
audiojungleより審査は緩いようです。
 

カナダ

premiumbeat
登録数 不明
 

アメリカ

shutter stock
登録数 不明
 
 
おわりに
ここにあげたサイトはすべてクリエイター登録制です。
クリエイターに入る利益率はそれぞれ条件によって変わってくるので登録する際は確認が必要です。
契約内容などは英語中心なので、少しハードルが高いと思うかもしれませんがマーケットが大きい分、夢があります。
Audiojungleは、トップクリエイターの売り上げ点数が表示されるので参考に見てみるといいですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ジャンルを捨てる潔さが必要な時が来る

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 長く作曲の仕事で食べていくのにある程度ジャンルを絞る必要があるという話。
2、3年コンペにチャレンジして何かひっかかりCDがリリースされて喜びを味わい、そのあとはまぁうまくいかなければ違う仕事でもしながら趣味程度に音楽が作れればいいかな、という人もたくさんいます。その選択は全くもって悪くなく現実的にも思えるのですが(むしろマトモ)、僕の場合、何が何でも音楽で食べていきたいというタイプなので、長いスパンでの職業としての音楽を考えてみました。
 

全てのジャンルに精通するというのは一般的才能の人には酷だと思うんです

 作曲を始めて間もない頃は、ガムシャラに節操もなくどんなジャンルでもチャレンジしても良いと思うし僕もそうしていました。
 
 でもある程度、作曲レベルも上がり、聴き分ける耳を持つようになったら気付くんです。
ジャンルを絞るか、捨てるジャンルを持つことが大切になってくる事に。
 
 EDMならEDM、クラシックならクラシック、ソウルならソウル。
その道で20年以上時間をかけて極めてきた人には圧倒的に、知識とインプットした物量で敵わないからです。
 
 職業作曲家を目指さないで、ある分野に特化してかなり深く掘り下げて音楽を制作している人はたくさんいます。その人は違う職業をしながら生計を立てて音楽制作もしているかもしれないし資産家かもしれない。
とにかく特定の分野に時間と情熱を尋常じゃないくらい費やしている方というのはいるわけです。
 
 ある程度、音楽経験を積むと、そのジャンルがそんなに好きではない(研究しているわけではない)のに、インスタントにそのジャンルを作ったものと、その道専門に情熱を注ぎ込んでいる人が作ったものの違いが嫌という程わかるものです。(わからなければちょっとやばい)
 そしてインスタントに何と無く雰囲気を寄せて作った自分の曲に耐えられない。
耳が良くなったとはそういうことだと思うんです。
 
 
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圧倒的専門性をどこかに持つこと

 確かに映画音楽などを作っているといろんなジャンルの要素が必要になってくるけど、その場合は何が何でも全て本格派でなければ!というケースは少ないと思うんです。土台の音楽ベースがしっかりしていることと、ある分野で圧倒的専門性を持つことでカバーできると思います。絵と合わせてみて違和感がなければ。この場合も圧倒的専門性を持つか持たないかでクオリティは変わります。
 まず誰にも負けないくらいの分野があり、そこから対応できる範囲を広げていくイメージかな。これはリリースされている世の中の様々な音源を相手にしての高度なレベルでの話です。そのジャンルの演奏・アレンジ・音色・ミックス・音楽的背景全てにおいて。
それを全ての分野に広げるのはあまり現実的な話ではないので今回のブログタイトルになったわけです。
 
おわりに
 限られた時間の中で、何に時間を多く割くかは重要課題です。音源やソフトが安価で高度に発達している昨今、なんでもそこそこ無難にこなせるということに意味はほとんどありません。
やっぱり突き抜けた専門性なんだよなぁ、と思う次第です。